3.信頼問題インナーチャイルドが傷つくそれは誰にも経験のあることだと思います。 しかし、それは成長過程で、様々な経験の下に消化されていきます。 問題なのはそれが未解決な事なのです。 4番目が信頼問題です 養育者が信頼できないと、子供は用心深くなり、予測がつかない敵に対し常にガードし、常に周囲をコントロールしなくてはならなく成ります。 「もし私が全てをコントロールすれば誰も私の邪魔は出来ないし、傷つける事も出来ない」と考えコントロール狂、コントロール中毒になるのです。 自分が管理する事ができなくなる事を恐れ、他人に仕事を任せられない、人にしてもらったことに満足できない人間になり、結果的に、極端な人間関係を作るように成ります。 他人を信用するに事に置いて極端になるのです。 一方では全てのコントロールを放棄して愚直に他人を信用し、騙されたり、過度にエネルギーを使い他人にしがみ付き自尊心を失っていきます。 もう一方の極では、自閉的になり、孤独に引きこもり誰をも入れない防御の壁を作ります。 人生において最初の、発達課題は基本的信頼感の確立です。 子供は信頼できる親や養育者から、他人が信頼できる人だと言う事を学ば無くてはなりません。 この、基本的信頼感は深い統合的な感情で、私たちが世の中を信頼できるようになれば、その結果自分自身を信頼することも学習でき、自分自身の力や知覚、判断、感情、欲望を信頼できるようになるのです。 反対に、人を信用する事を学ばなかった人は、激しい感情と親密さ、脅迫観念と慈愛、コントロールする事と守る事の区別がつかなくなってしまいます。 子供は信頼する養育者から信頼する事を学びます。 しかしその養育者が、自分自身を信頼できずに要ると、子供は信頼する事を学べません、養育者が首尾一貫して自分自身を信頼し手要るなら、その子供は親を信頼する事で、自分を信頼する事を学ぶのです。 |